新NISA成長投資枠活用!高配当株投資術②
高配当株投資術、第二弾の記事になります。
前回、新NISAの成長投資枠を使った高配当株投資によって、ビッグリターンを狙っていこうというお話をさせていただきました。
では、具体的にどのような銘柄を狙っていくのがいいのか。
第二弾では、その部分について深掘りしていきたいと思います。
まず、高配当株の定義とは、前回も軽く説明していますが、投資する資金に対して、得られるリターンとなる配当金の割合が高い個別銘柄のことを指します。
つまり、配当利回りが高い株を買えばいいんだ!!という事になりますが、単純に利回りだけを見て銘柄を選定するのは、少しリスキーであるのと、長期的に見るリターンが果たしてどうなるのか。その部分について少し弱くなってしまうかと思います。
当blogでは、その選定について、少し深掘りしていきます。
イメージしやすいように、みんかぶで高配当株(配当利回り3%以上)のおすすめ銘柄として紹介されている銘柄を少し載せてみます。
みんかぶおすすめ高配当株一覧
- 銘柄コード2914 JT 株価3866円 配当利回り5.01%
- 銘柄コード9104 商船三井 株価5053円 配当利回り5.93%
- 銘柄コード5401 日本製鉄 株価3060円 配当利回り5.22%
- 銘柄コード6301 コマツ 株価4260円 配当利回り3.92%
- 銘柄コード8031 三井物産 株価3002円 配当利回り3.33%
- 銘柄コード7272 ヤマハ発動機 株価1286円 配当利回り3.88%
- 銘柄コード1928 積水ハウス 株価3565円 配当利回り3.61%
- 銘柄コード5108 ブリヂストン 株価5232円 配当利回り4.01%
- 銘柄コード7261 マツダ 株価1012円 配当利回り5.43%
- 銘柄コード7270 SUBARU 株価2570円 配当利回り3.73%
このような配当利回り3%以上の株が人気の高配当株として並んでいますね。どれも日本を代表するような、素晴らしい大手企業ですね。正直、ここに並んでいるような銘柄を業界に分けていくつか抑えておけば、高配当株のポートフォリオとしては申し分ないものになります。特に、商船三井なんかは、この株価でありながら配当利回り5.93%にもなっており、今後の成長も見込めてかなり面白い銘柄なんじゃないでしょうか。
と、このように大手サイトで人気になっている銘柄から、特に面白そうな銘柄をチョイスして抑えるだけでも、毎年配当金を受け取りながら安定したポートフォリオ運用ができるでしょう。
ただ、NISAで高配当株を買うということは、頻繁に売買することは難しくなります。これは、NISA枠の仕組み上、一度買ってしまった時点で枠を消費する事になり、売却しても枠が回復するのは次年度以降という事になります。この仕様なので、短期売買には向いていませんね。必然的に長期投資を視野に入れた投資先を探す事になります。
人気高配当株を買っておけば、毎年の配当金が非課税でもらえ、日本株の流れが良ければ、値上がり益も期待できるでしょう。ただ、大きな値上がりは期待できるか?というと、少し難しい部分もあるのではないでしょうか。もちろん、どの企業も増収増益を目標に掲げており、中には爆益から大きな株価上昇が期待できる可能性もあります。これら人気株は、基本的には大型株と呼ばれるものに当たり、時価総額がどれも大きいです。それだけ、株価上昇には大きなエネルギーを必要とします。また、歴史のある企業がほとんどであり、何かが目新しく評価され、株価が5倍、10倍、となっていくことは考えづらいでしょう。
安定した成長で、配当がもらえ、安心して持っていられる銘柄、それがこれら人気高配当株という事ですね。
ですが・・・私の考えは、これらの人気株を買うなら、インデックスファンドで良くない?というものです。
以前の記事で紹介しました、S &P500では、過去10年の平均年利回りが10.2%です。これはなかなか驚異的な数字だと思います。日本の人気高配当株が、このパフォーマンスに勝てるか・・・?というと、難しいのではないでしょうか。
では、何を買うのか・・。
ズバリ、中小型マイナー高配当株です。
えー・・中小型株なんて危ないんじゃ・・・。
そうです。危ないんです。ですが、高配当というところにリスクを抑えながらビッグリターンを待つ為の鍵があります。次回以降の記事で、その部分について説明していこうと思います。