インフレの世界に追いつくには
今日は、個人ブログらしく、最近の世の中の動きを見ていて思う事を適当に書いていこうと思います。
電気代、ガソリンの価格、キャベツの値段、東京の家賃、普段生活していて、本当にいろんな物の価格が上がってきているな。という事を感じます。おそらく、この記事を読まれている方も例外なくそう感じているはずです。
今、世界はインフレの流れの真っ只中にあるんですよね。アメリカのS &P500が最高値をまた更新しました。1月20日に就任したばかりのトランプ大統領が、スターゲート計画なるものを発表し、それに78兆円を投じると発表しました。AI関連企業への投資は物凄いことになり、世界のインフレは更に加速していくでしょう。
日本も、世界の流れから少し遅れてようやくインフレが始まってきました。インフレの世の中では需要のある物の値段は真っ先に上がっていきます。記事の冒頭に挙げた物は、どれも利便性のある生活には欠かせない物ですね。みなさん、あらゆる物の値段がどんどん上がっていって、不安ではないでしょうか。どこまで上がっていくんだと。我々の生活にかかるコストはこの先どうなっていくんだと。その感覚はとても正しいものだと思います。この状況は言い換えると、現金の価値が暴落していっているんです。持っている資産のほとんどが現金の方は、まさに自分の資産が暴落していっているのと同じ事なのです。おそらくは、その事を無意識のうちに感じ取っていて、多くの方は不安に駆られているのだと思います。
給料はなかなか上がらない。給料がもし上がってもそれ以上に税金や社会保険料で引かれていってしまう。物価は上がっていって生活にかかるコストは確実に増えているのに、実質賃金は下がっていく一方。こんな状況をスタグフレーションと言うのだそうです。この現状は、なかなか詰んでいますよね。私が思うに、この状況が変わるためには、大きく社会構造が変わる必要があるのだと思います。例えば、少子高齢化が逆転し始めるとか。だけどそんな事を望めないのは、少し考えればすぐにわかってしまいますよね。
ではどうすればいいか。
これも辛い現実なのですが、個人で抗っていくしかないのだと思います。自分の生活は自分で守る。自分の幸せは自分で切り開く。もし余裕があれば、それを他者にもお裾分けしてあげる。
そんな考えにはなれないよ。と言う声があってもおかしくはない世の中です。つい最近、就職氷河期世代の給料は据え置かれている一方で、新卒初任給が30万を超えた。というニュースもありましたね。私はこの世の中は平等に出来ているとは全く思っていません。確実に、マイナスからスタートを切るしかない人もいるし、運良くプラスからスタートできてしまう人もいる。というのが実態だと思っています。
追い打ちをかけるように、この世の中は資本主義です。資本主義とは、資本を持つ者が更に資本を増やせる世の中です。0からでも努力次第で億万長者になれる可能性があるのが資本主義の良いところであるとよく聞きますよね。これは合ってもいるし、間違ってもいます。0からスタートした人と、50からスタートした人では、圧倒的に50からスタートした人の方が100に辿り着きやすいのですよ。0からスタートした人が100に辿り着ける可能性が0ではない。というだけの事です。お金持ちの家庭に生まれた人は将来もお金持ちになりやすいし、貧乏の家庭に生まれた人は将来も貧乏になりやすい。これが資本主義の正体だと思っています。
共産主義の考え方は、0からスタートした人は0のまま、50からスタートした人は50のまま、100からスタートした人は100のまま。これだと思っています。これが幸せな世の中でないのは明白ですが、これに対して資本主義は一見平等に思えて、実はそれをなだらかにしただけである。という事なのでしょう。
だけど、どんなスタートを切った人も腐る必要はないのだと思います。世の中の流れを見極め、幸せを切り開いていくことは可能です。どんな人も、最初から負ってしまったハンデのことは、いっそ忘れてしまいましょう。私はそう考えています。
話を冒頭に戻すと、インフレの時代では、物の値段が上がると同時に、金融資産、実物資産の価値も上がっていきます。世の中の流れを見極めるとは正にこの事です。いま、S &P500や、オールカントリー、個別株、不動産、あるいはビットコイン。現金を現金以外の流動性のある資産に、一定の割合で変えておく事はとても大事です。それこそが将来の生活を守る。幸せを切り拓く事に繋がります。また、副業や転職など、自分自身の稼げる能力を上げることにも、とても大きな価値がありますね。新NISAや副業解禁企業が増えているなど、僅かながらに追い風が吹いてもいます。
私もこのブログは、副業を持ちたい、将来のビジネスの種を今から植えておきたい、スキルアップに繋げたい。そういった思いもあり始めています。それと同時に、今のこの世の中を賢く生き抜く術を共有しながら高めていきたいと思っています。
今後とも、少しでも有用な情報を発信できるように、細々と続けていきたいと思っています。まだ始めて10日間ですが。笑